前の3件 | -
戻ってきたぞ
◇
恥ずかしくて、もう何をどう書けばよいのか皆目見当がつかない
だって、前回の記事って昨年の6月だよ!
気まま過ぎるにも程がある
ちょっとした、いわゆるネット恐怖症
何度か、克服して復帰しようと試みたのだけど、今まで果たせなかった
そして、気がつけば、いつの間にか桜が咲いていた
でも世の中がこんな風になっちゃって、自分の生存の有無だけは明らかにしておいた方がいいよね、って決心して
やっと、ここまでたどり着いた
今、日本にいます
私も家族も、ありがたいことに無事です
とにかく今日は、とりあえず目的を果たしたので、これでおしまい
みなさん、どうかご無事でいらっしゃいますように
イチゴ狩り ドイツの初夏の風物詩 [ヨーロッパ2019]
◇
昨日イチゴ狩りに行ってきた
日本では、イチゴはクリスマスケーキによく使われるせいか、冬から春の果物のような売られ方をしているけど、本来は初夏に生る果物
ドイツでは今が最盛期
そしてこの時期、あちこちのイチゴ畑でイチゴ狩りができるようになる
郊外に車を走らせると、道路沿いに広がるイチゴ畑に車を停めてイチゴ狩りをする人々の姿が見える
まさにドイツの初夏の風物詩

(ドイツのイチゴ狩り農園)
陽がサンサンと射す天気の良い日は、日中だと日焼けが心配
でも、この日の午後は曇り時々晴れだったので、絶好のイチゴ狩り日和!
暑さにへたばることなく、気持ち良くイチゴ狩りを楽しめた
それでも夢中になって採っていたらやっぱり汗ばんだし、両腕がほんのり赤くなったよ

(イチゴ狩り農園のイチゴ)
日本の売られているイチゴより確かに小さめ
でも、甘酸っぱい自然な味がする
瑞々しくってとても美味しい
それに「イチゴジャム」を作るのが主な目的だから、大きさよりも熟れ具合を重視するんだ
これは、採っている途中の量
最終的には、これの 1.5倍になったよ
今日も短い時間に大収穫!

(イチゴ狩りの採れたてイチゴ)
さて、今年も自家製イチゴジャムがたくさんできそう
楽しみ!
今年も日本にお土産に持って帰ろう
=関連記事=
おととし行った時の様子は、こちらの記事をどうぞご覧ください
「イチゴ狩りに行ってきた」
2019-06-16 20:58
nice!(61)
エル・アナツイ展 [ヨーロッパ2019]
◇
ガーナの彫刻家、El Anatsui(エル・アナツイ)の展覧会に行ってきた
この街の現代美術を扱う有名な美術館、「Haus der Kunst(ハウス・デア・クンスト = 芸術の家)」で、今開催されている「エル・アナツイ展」
この美術館は、毎月第一木曜日が入館料無料という太っ腹!
しかも夜の10時まで開いている
先週の木曜日の夜8時に夫が突然「これから行こう!」と言い出した時、実を言うと「え?今から?」と躊躇したのだけれど、行って良かった!
とても良い、そして考えさせられる展覧会だった

(エル・アナツイの作品①)
エル・アナツイ氏は1944年ガーナ生まれ
現在ナイジェリア大学で教鞭をとりつつ、ナイジェリアで創作活動をしている
2007年にヴェネツィア・ビエンナーレに出展したタペストリーの作品で世界中に名前が知れ渡ったという

(エル・アナツイの作品②)
実はこの展覧会に行くまで、エル・アナツイについて何も知らなかった
けれど、会場に一歩足を踏み込んだとたん、両方の壁にかかる巨大なタペストリーに目を奪われれ、一瞬で心をつかまれた
そして、作品に近づいて行った時の衝撃!
このタペストリー、布ではなく何と金属片を繋ぎ合わせてできている!

(エル・アナツイの作品①の細部)

(エル・アナツイの作品②の細部)
心から驚き、思わず感嘆のため息が出てしまった
廃棄物のワインやウイスキーの蓋、ビールなどの王冠やアルミを材料にして、それらを針金でつなぎ合わせ作られた作品の数々
なんと根気のいる作業だろう

(エル・アナツイの作品③)

(エル・アナツイの作品③の細部1)

(エル・アナツイの作品③の細部2)
遠くから見た時何の違和感もなく、布でできた織物にしか見えない
シワの入り具合も絶妙で、この素材はこうあるべきと言う固定観念を覆される

(エル・アナツイの作品④)
近寄って見て、これが何の素材でできているかが分かった時の、トリックを明かされたマジックのような不思議な感覚
廃棄物が、こんな風にアートとして美しく蘇るだなんて

(エル・アナツイの作品④の細部)
ところで、このエル・アナツイ氏について調べていたら、2010年9月~12月に日本でも展覧会が開かれていることが分かった
それが、大阪の万博記念公園内にある「国立民族学博物館」で行われた、特別展「彫刻家エル・アナツイのアフリカ ー アートと文化をめぐる旅」
ええ? 「みんぱく」で? それホント?
昨年の9月に娘と一緒に行ったばかりの所じゃないの!
とぉーっても面白くて興味深くて、たっぷり時間をかけて見て回った
それでも見きれなくて、娘と「またいつか来たいねー」と言いあった場所
なんだか、どこかで導かれている気がしたよ
もちろんエル・アナツイの作品の魅力はこんなものではない
続きはまた次回に
2019-06-11 21:40
nice!(49)
前の3件 | -