オクトーバーフェスト2016 その2 [ヨーロッパ2016]
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今年のオクトーバーフェストの様子
前回の続き
この日は幸運なことにとても良いお天気で、爽やかな秋晴れの青空が広がっていた
だから余計に、薄暗いテントの中より外でビールを飲む方が気持ちがいい
テントのすぐ外にある Biergarten(ビアガルテン=ビアガーデン)には、バイエルンの民族衣装を着てサングラスをした人が結構いた
私たちが腰を下ろしたのは SPATEN(シュパーテン)というビール会社のところのビアガルテン
オクトーバーフェストでは、どこのビール会社もこのお祭り専用のビール Oktoberfestbier(オクトーバーフェストビア)を出す
このオクトーバーフェストビア(会場名にちなみヴィーズンビアとも言われている)は特別で、アルコール度数が 5.8~6.4%と高い
そして、出てくるのは Maß(マス)と呼ばれる1リットルのジョッキで!
出掛ける前にすでにお昼ご飯を家で食べてきてしまった私たちが、ビールのおつまみに注文したのは、これ
(オクトーバーフェストのカルトッフェル クヌーデル+ローズマリー)
これは Kartoffel Knödel(カルトッフェル クヌーデル)と言って、まあ、ジャガイモを潰して作った大きなお団子、だね
ビーフ味ベースのソースを絡めて食べる
娘はこれが大好き
普通は付いていないのだけれど、ローズマリーが上に刺さっていた
そして、ひと休みした後はアトラクションへ!
オクトーバーフェスト会場の敷地内には、遊園地丸ごとみたいにジェットコースターや観覧車、お化け屋敷などのアトラクション施設がある
いくつか乗った中で、夫が言うには「ここで一番怖い乗り物は、間違いなくコレ」だとか
(私は怖がりなのでゼッタイ乗らない)
(オクトーバーフェストで一番怖い乗り物)
最後の思い出に乗ったのは、会場全体を見下ろせる「観覧車」
夕方になり、私たちが来た時よりどんどんお客さんが増えてきた
多い時は入場制限をして過剰な混雑を防ぐ
入場制限は、テロ対策でもあるのだそう
ここは以前、無差別爆発テロで、13人が死亡、200人が負傷(内68人が重傷)という惨事が起きたところだから
1980年9月26日のこと
それ以来、会場内外の警備が厳重になったと言う
(観覧車から見下ろしたオクトーバーフェスト会場)
それでなくても、この街では、今年の7月22日に Olympiazentrum(オリンピアツェントゥルム)のマクドナルドで9人が殺害、21人が重軽傷を負うという銃乱射事件が発生したばかり
そのせいもあって(近隣国のテロ事件への影響もあって)、実はオクトーバーフェストの入場者数は、今年はぐっと減るのではないかと言う予想がされていたのだそう
うーーーん、そうかぁ
度胸あるなあ、私たち!笑
(オクトーバーフェストの観覧車から見た南方向の街並み 右端には薄っすらとアルプスの山々が)
でもね、みんなのどかに楽しんでいるよ
世界各国の国旗があちこちでたなびいてね
ここでは、隣り合わせた人たちが、世界中の人たちがね、肩を組んで歌って、ビールジョッキをぶつけ合う
「どこから来たの?」と気さくにたずね合う
陽気に純粋に、ただこのひと時を楽しむ
それは、まるでこの世界には、争いごとなど無いがごとくに
観覧車からは、うちの部屋の窓から見える教会の先っぽが見えた
いい思い出になった
今度このオクトーバーフェストに来れるのは、一体いつになるかな
そう思いながら、観覧車の中から見えたこの街の風景を、目に焼き付けた
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「オクトーバーフェスト2016」2016.10.19
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タグ:ドイツ オクトーバーフェスト