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キンギョソウはライオンの口 [ヨーロッパ2017]


ここへ来てすぐ、というか日本にいる時からずっと気になっていたのが、この部屋の植物たちのこと

今頃どうなっているんだろう、って思い出していた

でも見て安心した
すごい!
みんな何とか枯れずに生きている!

たまにしか水を与えられてないはずなのにね

クリスマスローズだけは、すぐ水切れを起こすので、夫は長期に家を空ける時は車に乗せて一緒に移動させて面倒を見てくれていたらしい
感激


さっそく手入れをしてやらなければ

到着の翌日から少しずつ剪定と植え替えを始めた
(この後、ふたつは既に枯れていたことを知るのだけれど… )


それでも、新しい鉢や土・肥料を買いに園芸店に行けば、どうしても買いたくなってしまう

だって、ドイツだって1年中で一番花の多い季節であることは日本と変わりはなくて、店内には様々な花が溢れているんだもの

多々ある花の中から、私の好きなキンギョソウの、3色の寄せ植えになっているこの鉢を買った



Löwenmaul(ドイツのキンギョソウ)
(レーベンマウル ドイツのキンギョソウ )



それにしても、ところ変われば日本でお馴染みの花に、全く違う名前がついているのが面白い

例えば、このキンギョソウ

英語名はスナップドラゴンだけれども、ドイツ語では Löwenmaul(レーヴェンマオル = ライオンの口)と言う


なるほど、よく見ると小さな花のひとつひとつが何か生き物の顏のように見えなくもない

日本では金魚に見えるそれが、別の国ではドラゴンの口に見えたり、ライオンの口に見えたりするんだね
興味深いなあ


でも、なんて可愛い「ライオンの口」なんだろう!



Löwenmaul(ライオンの口)キンギョソウ)
(これが Löwenmaul(=ライオンの口)だー ガオー!)



キンギョソウは本来は多年草なので、上手く行けば数年は生きていられる

夫は花後に必ず枯れる一年草は嫌なのだそう

生き残れるかどうかは、水をやる頻度次第、かな

来年も咲く、という奇跡が起きますように



まずはこの夏元気に咲き続けて、滞在中ずっと楽しませてほしい



=関連記事=

昨年の日本での「キンギョソウの寄せ植え」の様子はこちらの記事をご覧ください
初夏の寄せ植え2種類 その1」2016.05.28
晩夏の寄せ植え3種類 その1」2016.08.23



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共通テーマ:趣味・カルチャー

シュペートレーゼのイチゴジャム [ヨーロッパ2017]


先日のイチゴ狩りの翌日、イチゴジャムを作った

私の動機は、「いっぱい採り過ぎちゃって食べきれそうもないから~♪」だったのだけれど、夫は元よりそのつもり

ドイツワインの「Spätlese(シュペートレーゼ)」さながら、あえて小粒で完熟して乾き気味のものを選んで摘んでいた

シュペートレーゼとは、「遅摘み」という意味で、通常の収穫時期よりも遅く収穫し、完熟したブドウで作ったワインのこと

イチゴもそういう方が水っぽくなく味が濃くて、ジャムにするのに最適なんだそう

わー、さすが!
よく知っているなあ

この夫の摘んだシュペートレーゼのイチゴを約3㎏、私の摘んだみずみずしいイチゴを1㎏、合計4㎏のイチゴで早速ジャムを作ることにした



題して「シュペートレーゼのイチゴジャム作り
スタート!

1)イチゴをさっと水洗いして水気をよく切ってヘタを取る

2)生で食べて美味しいみずみずしいイチゴを1㎏、ミキサーにかけてイチゴジュースにする

3)ジュースを鍋に入れて火にかけ、煮立ったら小粒の完熟イチゴ3㎏を入れて更に煮る

4)煮立ってアクが出てきたら、適度に取る(しっかり取らなくても大丈夫)

5)レモン1個の果汁(半分に切って絞り器で絞ったもの)を入れる

6)ジャム作り用ペクチン入り砂糖(※)を400g(イチゴの10分の1)入れる

7)甘みが足りないようなら砂糖を足し、ちょうど良い濃度まで弱火で煮詰める


シュペートレーゼのイチゴジャム①
(シュペートレーゼのイチゴジャム① あともう少し煮詰めようかな)


いい香り!
甘酸っぱくてどこか懐かしくって

たまらないね


ところで、家庭でよくジャムを手作りするドイツでは、こんな便利なものが売られている
(上記※の砂糖)


ドイツのジャム作り用砂糖
(ドイツのジャム作り用砂糖)


これは「Gelier Zucker(ゲリアツッカー = ジェリーシュガー)」といって、砂糖にペクチン・乾燥レモン果汁などが含まれている、ジャムづくり用の砂糖

果物2に対しこの砂糖1の割合で入れる、と書いてある

え? イチゴ約4㎏だよ?
ということは、2㎏も入れるの?
それっていくら何でもちょっと多くない?

と驚いていたら、あ、イチゴとか甘みの強いフルーツを使う場合は、量を減らしてレモン果汁を足すようにって書いてあった

で、saia流(=つまり適当)でこの砂糖はイチゴの10分の1の量にし、後は様子を見ながら入れてみることにしたんだ



ジャム作り、続き

8)空き瓶を用意し、鍋にお湯を沸かし煮沸消毒する

9)できたイチゴジャムを熱い内に熱い瓶のふち一杯に入れてしっかり蓋をする

10)ひっくり返してもう一度鍋に入れ最後の煮沸消毒をする(火傷をしないよう注意)

完成!!!


シュペートレーゼのイチゴジャム②
(シュペートレーゼのイチゴジャム② 大小さまざまな瓶に8個できた)


ジャムが入っていた空き瓶を使ったので、まるで売り物のよう?笑

冷ましてから食べてみたら、甘さ控えめでイチゴの味がとても良くしていて、うん、なかなか美味しい( ← 自画自賛)


やったね!
大成功
大満足

日本のお土産に持って帰ろう



=関連記事=

イチゴ狩りに行ってきた」2016.06.23



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共通テーマ:グルメ・料理

イチゴ狩りに行ってきた [ヨーロッパ2017]


とても久しぶりに「イチゴ狩り」に行ってきた

この季節にここにいるのが10数年ぶりなのだから、当然イチゴ狩りも10数年ぶり!


ドイツでは Erdbeeren pflücken(エアトベーレン・プリュッケン=イチゴ狩り)のハイシーズンは6月、ちょうど今

珍しく仕事から早めに帰ってきた夫が車で、最初、以前よく行ったイチゴ狩り農園に連れて行ってくれたのだけれど、、、残念ながらそこはもうやっていなかった

でも、この街ではちょっと郊外に行けば、この季節いたる所でイチゴ狩りができる

ドライブを兼ねていくつかの農園を回って、ここで狩ることにした


ドイツのイチゴ狩り①
(ドイツのイチゴ狩り農園① チェーン店なのか同じ看板をあちこちで見かけた)



受付の屋台には持ち帰り用の取っ手のついた箱も用意されているけれど、自分で入れ物を持参する人がほとんど

私たちも入れ物(夫は缶詰の空き箱、私は調理用のボウル)の重さを量ってもらってシールを貼って、さあいよいよイチゴ狩り開始!


広すぎてどこで採ればいいのか迷ってしまう

もう採り終わって帰るところらしき女性が、「あっちの方、大きいのがたくさんあったわよ!」と声をかけてくれた


ドイツのイチゴ狩り②
(ドイツのイチゴ狩り農園② 広大な敷地に見渡す限りイチゴ畑が広がる)



それにしても、これでも夕方の6時過ぎ
日差しがまだ真昼間
暑い!

私たちの後からも家族連れが続々と来る
平日だけどね、日が長いから夜まで十分楽しめるからね


これは最初に見つけたひと粒
小っちゃいけれど甘かった~!
とても濃い味


ドイツのイチゴ狩り③
(イチゴ狩り農園のイチゴ)



ひとしきりせっせと採るのに夢中になって、気がついたら持参したボウルがイチゴでいっぱい!

食べきれるんだろうかと心配になったので、この辺で終わりにすることにした


ドイツのイチゴ狩り④
(イチゴ狩りの採れたてイチゴ)



受付の屋台に戻って量ってもらったら、1.9kgだった
よくまあ採ったものだなあ!

でも別の場所で採っていた夫の箱の方は2.9kgだったから、ふたりで合わせて4.8kg!

1㎏で3.98ユーロなので、お会計は19.20ユーロ(=約2,380円)だったよ

入園料なんて、そんなものはないから、きっと日本より気軽にみんな楽しめるね



あ~~、久しぶりの「イチゴ狩り」、楽しかった!
また行きたいな



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