ドイツのクリスマスローズ 2017 [ヨーロッパ2017]
◇
今年2回目のドイツ滞在も、すでにひと月
何やってたんだろ?
雪に埋もれて冬眠していた?
折しも今日は、2日間あるクリスマスの第1日目
今回はまた羽田空港からの直行便
バイエルンミュンヘン仕様の機材だったよ
めっちゃカッコよくってテンション上がった!
サッカーファンにはたまらないだろうなー
(バイエルンミュンヘン仕様の飛行機)
そう言えば、ここへ来てすぐに雪が降ったなあ
11月に雪
ここらしい通常の天候だった
いつも行く大型園芸店の入り口前で、今年もいつものサンタクロースとトナカイが迎えてくれた
(ドイツの園芸店のサンタクロースとトナカイ)
昨年の冬クリスマス前にこの園芸店で買ったクリスマスローズは、夫の多大なる協力の元、今年の冬もちゃんとつぼみを付けて待っていてくれた
古い葉を取り除いて、久しぶりにきれいさっぱり剪定をしてあげた、の図がこれ
(クリスマスローズ in ドイツ / 11月末)
やった肥料が効いてきたのか、私が来て部屋を暖かくしていたからか、それからしばらくしたらこんなにつぼみが膨らんで、その内のひとつが咲いた!
(クリスマスローズ in ドイツ その2 / 12月中旬)
今はもっとたくさん花が開いている
まるでクリスマスをお祝いしているみたいに
ドイツのクリスマスローズは、咲く日をちゃんと知っているのかな?
それにしても、1年前に買ってきた時には、ほんの小さな苗だったのに
こんなに大きくなって
よく1年間がんばったなあ
感無量
ドイツではクリスマスは、今日と明日の2日間が祝日
今年は昨日の日曜日と合わせて3連休
このまま来年の年明け2日までお休みだって人も多い
日本でもそのくらい休めるといいのにね
昨日の夜は鴨肉を焼いた
今夜は白身魚のオリーブ焼きにする予定
今までずっと雪が降ったり止んだり晴れ間の見えない日が続いていたのに、昨日も今日も晴れている
ホワイトクリスマスにならなかった
でもそれはそれで、天気が良いのは嬉しい、楽しい
みなさまも、今夜も心穏やかな楽しい夜になりますように
=関連記事=
昨年のクリスマスローズの様子はこちらの記事を、どうぞご覧ください
「ドイツのクリスマスローズとポインセチア」
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ハンブルク美術館 [ヨーロッパ2017]
◇
チューリップの球根がなかなか植えられないでいる
花壇は、コスモスとキバナコスモスを終わりにして土を耕して、すっかり準備ができているのだけれど
植えようと思うと雨が降る
土が乾いてからと思って先延ばしにしていると、また雨が降る
だけどもうそろそろ限界
今朝降っていた雨も上がって陽も出てきたことだし、今日の午後か遅くても明日には何が何でも植えないとね
さて、夏に行った「ハンブルク・ベルリン旅行記」の続きを急いで記していこう
のんびりしていると今年が終わってしまうよお
がんばれ自分!
3泊4日のハンブルク滞在の3日目は、朝から雨
観光できる最終日なのに残念だけれど、外を歩き回ることは諦めて「ハンブルク美術館」を隅々まで見学することにした
実はこの大きな美術館、宿泊したホテルの目の前にデーンとあって、いつも窓から見ていたんだ
一番移動時間がかからなくて、雨にあまり濡れなくて済む
(ハンブルク美術館の正面玄関 向かいにある現代アート館の広場からら撮影)
このハンブルク美術館は1869年に開館した歴史ある美術館
3棟からなる建物には、総床面積1万3,000㎡以上の数々の展示室がある
中世、ゴシック絵画から近代・現代まで、7世紀に渡る様々な著名な作品が堪能できる
ドイツ国内で、最大規模かつ最も重要な美術館のひとつなんですって
ゴッホやムンク、ルノアール、シャガール、モネなどなど日本でも人気の作家の作品も展示されてた
入場口でチケットを見せたら、観覧ガイドのマップに従って階段を上がって一気に3階へ
イヤフォンガイドは借りなかったので、自由気ままに、ハンブルク美術館ツアー開始!
(ハンブルク美術館の入場口正面の階段 上ると3階の展示場へ)
まず最初は15~17世紀、中世の絵画のエリアから
「バベルの塔」はブリューゲルの作品が有名だけれど、他の画家も描いているんだよね
(「バベルの塔」1500年代中期 ヘンドリック・ヴァン・クレーヴ/ハンブルク美術館)
続いて近代絵画のエリアへ
ドイツ出身の作家の作品が多く展示されていた
フィリップ・オットー・ルンゲもそのひとりなのだけれど、私はこの絵が気に入った
日本の家の玄関前のアマリリスを思い出したんだ
(「アマリリス」1808 フィリップ・オットー・ルンゲ/ハンブルク美術館)
フィリップ・オットー・ルンゲは、カスパル・ダーヴィト・フリードリヒと共に、ドイツのロマン主義を代表する画家
この「Der Morgen(朝)」は特に有名
(「朝」1808 フィリップ・オットー・ルンゲ/ハンブルク美術館)
展示室を進んで行く内に出会ったこの絵も、とっても惹きつけられた
真っ直ぐに見つめる澄んだ眼差し
描いている者を信頼しきっている目
いいなあ
しばし見とれていた後、作品プレートを見たら、
(訂正:フリードリッヒ・カール・グリューガー でした すみません)
タイトルから、モデルは彼の愛娘だと分かった
道理で
温かさと愛情に満ちているはずだ
(「リナ・グリューガー 芸術家の娘」1815 フリードリッヒ・カール・グリューガー/ハンブルク美術館)
この日は他の観光スポットを回る予定はカットしているので、作品をゆったりじっくり見ていられるのが嬉しい
ハンブルク美術館めぐり、まだまだ続く
=関連記事=
前回までの「ハンブルク・ベルリン旅行記」は、こちらをどうぞご覧ください
「旅行中」
「世界最大の鉄道模型館「ミニチュアワンダーランド」へ行った」
「続 世界最大の鉄道模型館「ミニチュアワンダーランド」へ行った」
「ハンブルクの港で遊覧船に乗った」
「シュパイヒャーシュタット博物館(スパイス博物館)」
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ハンブルクでミュージカル「アラジン」を観た [ヨーロッパ2017]
◇
台風が近づいている
昨日は朝から雲行きが怪しく、午前中から早々と雨が降り出した
今朝も強い雨が降り続いている
日本列島を直撃し、先ほど九州地方に上陸したという予報
雨が続くと庭の手入れが捗らない、どころか暴風雨に見舞われればまた荒れ放題になってしまう
困ったなあ
せめて、全国各地での被害がひどいものになりませんように
さて、ハンブルク・ベルリン旅行記の続き
第5弾の今回は、ハンブルクで観たミュージカルのこと
ハンブルク2日目の夜は、知人に会って5人で食事をした
その後、ミュージカル「アラジン」を観に行った
劇場は、Stage Theater Neue Flora(ステージテアター・ノイエフローラ)
ハンブルクだけではなくドイツ国内でも有名な劇場で、1990年にミュージカル「オペラ座の怪人」がドイツで最初に公演された劇場なんだそう
ここで「アラジン」は 2015年12月から公演されている
(ステージテアター・ノイエフローラ Stresemannstraße159A 22769Hamburg)
劇場内は、なだらかな勾配の1階座席と正面向きだけの2階座席で、どの列に座っても見やすい
その中でも用意してもらった席は、110ユーロ(約14,300円)以上する席だけあって、会場のほぼ真ん中でもうパーフェクト!
ロビーは、どの階も絵画や彫刻があちこちに飾られており、バーもあり、きらめくような豪華さだった
このロングランのプログラムは、ブロードウェイからの巡業ではなく、台詞も歌も全編ドイツ語
コメディはやっぱり言葉が重要だからね!
「CATS」の時みたいに字幕では追いつかないからだろうね
「アラジン」のストーリーは、
砂漠に囲まれた都の下町にアラジンという青年が暮らしていた
貧しい生活のために、市場で仲間たちと盗みを繰り返し、衛兵に追われる日々
一方、この国の王女ジャスミンは、王から結婚を急かされ王宮での生活を窮屈に感じていた
自由になることを願う王女は、ある日王宮を抜け出し街の中に潜り込む
そんなアラジンとジャスミンが、市場で出会う
彼はジャスミンが王女であることを知らないまま、やがてお互いに心通わせていく
しかしアラジンは衛兵に捕らえられてしまい、剣で切りつけられそうになる
それを救ったある老人が、「魔法の洞窟」へ行きそこにあるランプを取ってきて欲しいと頼む
実はこの老人こそ、王国を乗っ取ろうと企む邪悪な大臣ジャファーだった
彼は、3つの願いが叶うという「魔法のランプ」を手に入れ、王国を支配しようと考えていたのだ
しかし結果的に「魔法の洞窟」へ行きランプを手に入れたアラジンが、魔法のランプの精ジーニーの主人となる
ジャスミンにプロポーズするため、ジーニーの魔法で王子に変身したアラジンは城へと向かうが、その心根の優しさから、大切なランプをジャファーに奪われてしまう
果たしてアラジンはランプを取り戻し、ジャスミンと結ばれることができるのか・・・
(以上、劇団四季のホームページを参考)
と、いうもの
(ミュージカル「アラジン」(ドイツ語版) ホームページの画像から)
とにかく、舞台美術がすごかった
大道具・小道具はもちろん、衣装もゴージャスで、照明も凝っていた
舞台の早変わりも鮮やかだった
でも何と言っても、ランプの精のジーニーの演技が最高だった!
たくさん笑わせられた
歌も上手かった~
煙と共に回転しながら舞台の床から出没するシーンは、余りにもよく出来ていて、それこそまるで魔法のようだったよ
とにかく最高に面白かった!
それにしても、休憩時間にロビーのバーで、丸いテーブルの指定席を予約してもらってあったのには、ビックリしたなあ!
普通は立ったまま飲み物をいただくのに…
こんなリッチな体験、生まれて初めて
うーん、さすがヨーロッパ的 お・も・て・な・し
プチセレブ気分にたっぷり浸れた
公演終了後は、知人の旦那さまが車で迎えに来てくださって、ホテルまで送っていただいた
とても嬉しかった
旅先で、こんな夢のようなひと夜を過ごせるとは思わなかった
知人に心から感謝
どうもありがとうございました
=関連記事=
ドイツで観た別のミュージカルは、こちらの記事をどうぞご覧ください
「老舗の劇場でミュージカル「CATS」を観た」
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