春を告げるシュパーゲルを初夏に [ヨーロッパ2017]
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暑い! 信じられない! 何この暑さ、今まだ6月だよ?
ここ数日、日中の気温が30度近くになっている
あり得ない!
以前この季節にここにいた時、こんな事あったっけ?
いや、記憶にない
完全に地球温暖化のせいだ
だから、スーパーマーケットの野菜売り場で Spargel(シュパーゲル = 白アスパラガス)を見つけた時、「え? いいの? もう春とは呼べないくらいこんなに暑いのに?」と驚いた
と同時に、とても久しぶりにこのシュパーゲルをここで食べられることに感激した
私って間に合ったみたい!
なぜなら Spargel(シュパーゲル)は、ドイツでは春の訪れを告げる特別な野菜だから
長くどんよりと暗い冬が終わり、春がまた来たことを実感できる、喜びに満ちた食べ物だから
街中で、4月中旬になるとこのシュパーゲルが山積みになって売られ始め、レストランでは約2か月間だけの期間限定のメニューとしてお目見えする
それはいわゆる春の風物詩
人々は、この白アスパラガスを茹で、Holländische Soße(ホーランディッシェ・ゾーセ = オランダ風ソース)をかけ、サラダやハムと一緒に熱々の内に食する
私もさっそく家で作ってみた
(シュパーゲル(白アスパラガス)のオランダ風ソースがけ)
刻みネギを散らせてあるのは saia流 ←ん?
だってちょっとだけジャパニーズ、してみたかったんだもん
ついでにわさびも添えれば良かったかな!笑
ちなみに Holländische Soße(ホーランディッシェ・ゾーセ)はドイツ語で、フランス料理の Sauce hollandaise のこと
このソースは、卵黄とバターとレモン果汁を使った、マヨネーズのような見た目
でも酸っぱくなくて、もっと濃厚な風味
シュパーゲルの側に、いろいろなメーカーのものが売られている
そうか、シュパーゲルが売られるのは確か毎年6月24日頃までだったな
今度いつ食べられるか分からないからね
心残りがないように、もう1回買って食べておこう
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