SSブログ

ハンブルク美術館 [ヨーロッパ2017]


チューリップの球根がなかなか植えられないでいる

花壇は、コスモスとキバナコスモスを終わりにして土を耕して、すっかり準備ができているのだけれど

植えようと思うと雨が降る
土が乾いてからと思って先延ばしにしていると、また雨が降る

だけどもうそろそろ限界

今朝降っていた雨も上がって陽も出てきたことだし、今日の午後か遅くても明日には何が何でも植えないとね



さて、夏に行った「ハンブルク・ベルリン旅行記」の続きを急いで記していこう

のんびりしていると今年が終わってしまうよお
がんばれ自分!


3泊4日のハンブルク滞在の3日目は、朝から雨

観光できる最終日なのに残念だけれど、外を歩き回ることは諦めて「ハンブルク美術館」を隅々まで見学することにした

実はこの大きな美術館、宿泊したホテルの目の前にデーンとあって、いつも窓から見ていたんだ
一番移動時間がかからなくて、雨にあまり濡れなくて済む



ハンブルク美術館
(ハンブルク美術館の正面玄関 向かいにある現代アート館の広場からら撮影)



このハンブルク美術館は1869年に開館した歴史ある美術館
3棟からなる建物には、総床面積1万3,000㎡以上の数々の展示室がある

中世、ゴシック絵画から近代・現代まで、7世紀に渡る様々な著名な作品が堪能できる
ドイツ国内で、最大規模かつ最も重要な美術館のひとつなんですって

ゴッホやムンク、ルノアール、シャガール、モネなどなど日本でも人気の作家の作品も展示されてた


入場口でチケットを見せたら、観覧ガイドのマップに従って階段を上がって一気に3階へ
イヤフォンガイドは借りなかったので、自由気ままに、ハンブルク美術館ツアー開始!



ハンブルク美術館の入場口正面
(ハンブルク美術館の入場口正面の階段 上ると3階の展示場へ)



まず最初は15~17世紀、中世の絵画のエリアから

「バベルの塔」はブリューゲルの作品が有名だけれど、他の画家も描いているんだよね



「バベルの塔」ヘンドリック・ヴァン・クレーヴ
(「バベルの塔」1500年代中期 ヘンドリック・ヴァン・クレーヴ/ハンブルク美術館)



続いて近代絵画のエリアへ

ドイツ出身の作家の作品が多く展示されていた

フィリップ・オットー・ルンゲもそのひとりなのだけれど、私はこの絵が気に入った

日本の家の玄関前のアマリリスを思い出したんだ



「アマリリス」フィリップ・オットー・ルンゲ
(「アマリリス」1808 フィリップ・オットー・ルンゲ/ハンブルク美術館)



フィリップ・オットー・ルンゲは、カスパル・ダーヴィト・フリードリヒと共に、ドイツのロマン主義を代表する画家
この「Der Morgen(朝)」は特に有名



「朝」フィリップ・オットー・ルンゲ
(「朝」1808 フィリップ・オットー・ルンゲ/ハンブルク美術館)




展示室を進んで行く内に出会ったこの絵も、とっても惹きつけられた

真っ直ぐに見つめる澄んだ眼差し
描いている者を信頼しきっている目

いいなあ

しばし見とれていた後、作品プレートを見たら、前述のカスパル・ダーヴィト・フリードリヒの作品だった

(訂正:フリードリッヒ・カール・グリューガー でした すみません)

タイトルから、モデルは彼の愛娘だと分かった

道理で
温かさと愛情に満ちているはずだ



「リナ・グリューガー 芸術家の娘」F.C.グリューガー
(「リナ・グリューガー 芸術家の娘」1815 フリードリッヒ・カール・グリューガー/ハンブルク美術館)



この日は他の観光スポットを回る予定はカットしているので、作品をゆったりじっくり見ていられるのが嬉しい


ハンブルク美術館めぐり、まだまだ続く



=関連記事=

前回までの「ハンブルク・ベルリン旅行記」は、こちらをどうぞご覧ください

旅行中
世界最大の鉄道模型館「ミニチュアワンダーランド」へ行った
続 世界最大の鉄道模型館「ミニチュアワンダーランド」へ行った
ハンブルクの港で遊覧船に乗った
シュパイヒャーシュタット博物館(スパイス博物館)



Sponsored Links



nice!(72)  コメント(30) 
共通テーマ:アート




この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。