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3つの花壇とキンレンカ(ナスタチウム)の復活 [庭の花・木・植物]


帰ってきた!
約3か月ぶりの日本

あまりにも暖かくて驚いた
これでは出かけた時の9月末と大して変わらない

って、さすがにそれはないか!

本当は、向こうにいる内にせめてもう1回記事をアップしたかった
でも、甘かったな
忙し過ぎて更新できないまま、帰って来てしまった


今年は、忙しい忙しいと、言ってばかりの1年だった
夏前に「今年の夏は忙しい夏になる」と言っていたのは、秋の出発に備えての諸々の準備のためだった

ところが実際には予期せぬふたつの悲しい出来事があって、忙しさに拍車をかけた

それなのに、「植物に接していたい病」の私は庭に新しい花を増やし続け、出掛ける間際でさえ花壇を秋らしくと作り直していた

こんな風に


日日草と秋桜
(ニチニチソウとコスモス 1号花壇/9月中旬)



2度目のミニヒマワリが終わった後、ニチニチソウコスモスを植えて可愛く仕上がった1号花壇
この秋らしい花たちに見送られて、出発した

でも帰ってきた時は、残念ながら悲惨な状態での出迎えだった

昨年は、行く前に植えて行ったチューリップの球根の芽が出ていて、嬉しい出迎えだったけれど

今年は3か月近くも留守にしていたのだから、まあ、無理もないよね


悲惨な姿の1号花壇2016年末
(1号花壇)



父が水を時々やりに来てくれていたはずなのだけれど
基本的には自然のなすがままだったのだから、仕方がない

こうなるであろうことは分かっていたのに、分かっていながらやりたい気持ちを抑えきれず、花壇づくりをして行ったのだから

ブルーサルビアとマリーゴールド、アスター、それに白いペチュニア、最後に植えた黄色いガザニアの3号花壇も、こんな状態に


悲惨な姿の3号花壇2016年末
(3号花壇)



辛うじてマリーゴールドが咲いていてくれたのが救い

いやいや、ペチュニアとガザニアも花は咲いていないけれど、ちゃんと生きている
良かった!


2号花壇も、残念なことに植えてあったキバナコスモスが全滅していた

あああ、キバナコスモス好きだったのにな
ショックだなあ

でもね、嬉しいこともあったよ
8月に瀕死の状態だったキンレンカナスタチウム)が、こんなに大きくフサフサになっていた


復活したキンレンカ(ナスタチウム)
(2号花壇)



あまりにもの違いに、笑っちゃった
(今年8月の様子は、こちらこちら

これって完全復活って言うよりも、復活し過ぎ成長し過ぎでしょう!

でも、感激
「おい、よくがんばったなあ」って思わず声をかけてしまった


さて、これからこの3つの花壇を整備して、チューリップの球根を植える計画
昨年より1か月半遅いけれど、仕方がない、とにかくやってみよう

無事に咲いてくれるかなあ



そして今日はクリスマス

ドイツでは、クリスマスは今日と明日(12月25日・26日)の2日間
どこの家も家族が集まって楽しく過ごす
日本のお正月のようなもの

置いてきたアドヴェントリースが懐かしい


アドヴェントリースの飾り



Frohe Weihnachten!
(フローエ ヴァイナハテン! = メリークリスマス!)

みなさま、楽しいクリスマスの夜をお過ごしください



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ドイツの冬至は冬の始まり? [ヨーロッパ2016]


最近日に日に、日が短くなっているのを感じる

朝は、午前8時近くになってやっと空が明るくなってくる
夕方は、午後3時を回るともう夕方の日差しになって影が長く伸びてくる

でもカレンダーを見たら、来週は冬至だものね
一年で一番日の短い時期だもの、昼間と呼べる時間があっという間と感じるのも当たり前かも


因みにドイツの首都ベルリンの冬至の日の出日の入り時刻は、
日の出 : 午前 8時15分
日の入り: 午後15時54分
なのだそう

1日24時間の内、陽が出ている時間はたったの7時間40分
実際に体感する「昼間だと感じる時間」は、もっとぐっと短い気がする


その点この街は、年間を通して晴れの日も多く日照時間が長くて、国内でも恵まれている地域
今の時期だと、日の出から日没まで8時間20分くらいある

夜が明けたと思ったら、すぐ夕方になっちゃうって感じるけどね



ドイツの冬の夕焼け空①
(午後4時過ぎの西の空)



ところで、冬至はドイツ語では Winteranfang(ヴィンターアンファング)、つまり「冬の始まり」と言う

もう十分暗くて寒くて冬のどど真ん中なのに、この日から「冬が始まる」って、、、ああ、なるほどなあ、と思ってしまう

冬至を過ぎれば、再び日が長くなってくるけれど、その日に「ここからが冬なんだよ」と言うことで、冬の時期を少しでも短く感じさせようという、言わば人々の生活の知恵のようなものなのでは、って気がする

冬と呼ぶ季節の寒さの期間や程度の差はあるにせよ、春を待ち遠しく思うのは、きっと世界共通なのだろう



ドイツの冬の夕焼け空②
(上の写真の10分後)



それで、天気が良い日でも午後出かけると、すぐ陽が落ちて帰り道は夕闇が迫ってきてしまう
急いで帰ってきて、うちに着くとすぐにろうそくに火をつける

ろうそくの赤い小さな炎を見ると、何だかとてもホッとする


これは、クリスマスの時期にしか火を灯さない、もう20年くらい大切にしている Kerze(ケルツェ = キャンドル)

芯の部分だけ溶けてへこんで、部分的にしか炎が見えないんだけどね
それが、またいいんだ



冬の街の風景のキャンドル
(冬の街の風景が描かれたキャンドル 絵は手描きされている)



この絵のように、以前はこの時期には必ず雪が降って積もっていた
ホワイトクリスマスではないクリスマスなんて滅多になかった

それが最近では逆に、クリスマスに雪が降るなんて滅多になくなっている
たまに降ってもたいして積もらない

それもまた地球温暖化のせいのよう


寒さが年々厳しくなくなって来ているのは、その地に生活する者にとっては助かるけれど、喜んでばかりいられないのは、みんな理解している

この国では人々は環境問題に関心が高いんだ


さて今年の Weihnachten(ヴァイナハテン = クリスマス) は、雪、降るかな



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国立歌劇場とティファニーで朝食を [ヨーロッパ2016]


今日も天気が良くて嬉しい

ここのところ暖かくて、朝晩の気温はマイナスだけれど、昼間は7~8℃にもなる
助かるー!

部屋の中が温かいので、クリスマスローズの花芽が後から後から出てきて、絶え間なく咲き続けている

日本に帰ったら、庭に出したままで置いてきたクリスマスローズを、家の中に入れてやろう


さて、前回の記事で市庁舎前広場のクリスマス市へ行ったことを書いたのだけれど、そこへ辿り着く途中に前を通ったのが、ここ

観光名所として、1年間を通して多くの人々が訪れている


バイエルン国立歌劇場
(バイエルン国立歌劇場)


ここはドイツを代表する有名なオペラハウスで、元々は1753年に開場

その後火災などがあり、現在の建築物として1825年に再開されたという

すごい!
190年以上も前に建てられた劇場が、今も現役でオペラやコンサートが行われているんだね

そしてここは、1868年にワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」が初演された場所なんですって

でも私、ここでオペラを観たの、たった1回だけ!
う~ん、かなりもったいないなあ

この街では、この国立歌劇場だけではなくオペラを上演する劇場は新旧大小さまざま、あちらこちらにあるからね
でも、またオペラを こ こ で観なくては!


そんなことを考えながら歩いていると、目に入ってきたのが、この季節ならではの楽しいクリスマスのデコレーション


時計屋さんのクリスマスツリー
(バイエルン国立歌劇場前の時計屋さん 左隣りはティファニー)


建物の角の中央にクリスマスツリーがあって、その両側面の窓にひとつずつ小さなクリスマスツリーがそれぞれ三角形になるように飾ってある

おもしろい!
アートしてる!

そうそう、そう言えば、その1度だけ国立歌劇場でのオペラを観た日、上演前に夕食を食べたのがこの同じ建物の右側にあるビアレストランだった

私はここでワインを飲んだのが効いてしまって、オペラを観ながら一瞬うとうとしちゃったんだ

あ~思い出した、そんなこともあったなあ
懐かしいな


そしてその同じ建物の左隣りには「ティファニー」がある


ミュンヘンのティファニー
(ティファニーの入口)


ティファニーというと、最初に連想するのがトレードマークカラーのこの水色

そして、古い映画の「ティファニーで朝食を」を思い出す

私はオードリー・ヘップバーンさんのファンなのだけれど、実は娘もで、今度この「ティファニーで朝食を」を観てみたいって言っている

「風と共に去りぬ」も、もう一度観たいって言うし
若いくせに趣味が渋いなー


あ、「欅坂46」のファンでもあるけどね!笑



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