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シュペートレーゼのイチゴジャム [ヨーロッパ2017]


先日のイチゴ狩りの翌日、イチゴジャムを作った

私の動機は、「いっぱい採り過ぎちゃって食べきれそうもないから~♪」だったのだけれど、夫は元よりそのつもり

ドイツワインの「Spätlese(シュペートレーゼ)」さながら、あえて小粒で完熟して乾き気味のものを選んで摘んでいた

シュペートレーゼとは、「遅摘み」という意味で、通常の収穫時期よりも遅く収穫し、完熟したブドウで作ったワインのこと

イチゴもそういう方が水っぽくなく味が濃くて、ジャムにするのに最適なんだそう

わー、さすが!
よく知っているなあ

この夫の摘んだシュペートレーゼのイチゴを約3㎏、私の摘んだみずみずしいイチゴを1㎏、合計4㎏のイチゴで早速ジャムを作ることにした



題して「シュペートレーゼのイチゴジャム作り
スタート!

1)イチゴをさっと水洗いして水気をよく切ってヘタを取る

2)生で食べて美味しいみずみずしいイチゴを1㎏、ミキサーにかけてイチゴジュースにする

3)ジュースを鍋に入れて火にかけ、煮立ったら小粒の完熟イチゴ3㎏を入れて更に煮る

4)煮立ってアクが出てきたら、適度に取る(しっかり取らなくても大丈夫)

5)レモン1個の果汁(半分に切って絞り器で絞ったもの)を入れる

6)ジャム作り用ペクチン入り砂糖(※)を400g(イチゴの10分の1)入れる

7)甘みが足りないようなら砂糖を足し、ちょうど良い濃度まで弱火で煮詰める


シュペートレーゼのイチゴジャム①
(シュペートレーゼのイチゴジャム① あともう少し煮詰めようかな)


いい香り!
甘酸っぱくてどこか懐かしくって

たまらないね


ところで、家庭でよくジャムを手作りするドイツでは、こんな便利なものが売られている
(上記※の砂糖)


ドイツのジャム作り用砂糖
(ドイツのジャム作り用砂糖)


これは「Gelier Zucker(ゲリアツッカー = ジェリーシュガー)」といって、砂糖にペクチン・乾燥レモン果汁などが含まれている、ジャムづくり用の砂糖

果物2に対しこの砂糖1の割合で入れる、と書いてある

え? イチゴ約4㎏だよ?
ということは、2㎏も入れるの?
それっていくら何でもちょっと多くない?

と驚いていたら、あ、イチゴとか甘みの強いフルーツを使う場合は、量を減らしてレモン果汁を足すようにって書いてあった

で、saia流(=つまり適当)でこの砂糖はイチゴの10分の1の量にし、後は様子を見ながら入れてみることにしたんだ



ジャム作り、続き

8)空き瓶を用意し、鍋にお湯を沸かし煮沸消毒する

9)できたイチゴジャムを熱い内に熱い瓶のふち一杯に入れてしっかり蓋をする

10)ひっくり返してもう一度鍋に入れ最後の煮沸消毒をする(火傷をしないよう注意)

完成!!!


シュペートレーゼのイチゴジャム②
(シュペートレーゼのイチゴジャム② 大小さまざまな瓶に8個できた)


ジャムが入っていた空き瓶を使ったので、まるで売り物のよう?笑

冷ましてから食べてみたら、甘さ控えめでイチゴの味がとても良くしていて、うん、なかなか美味しい( ← 自画自賛)


やったね!
大成功
大満足

日本のお土産に持って帰ろう



=関連記事=

イチゴ狩りに行ってきた」2016.06.23



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