ニゲル? クリスマスローズ2019 その3 [庭の花・木・植物]
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全部で11鉢あるクリスマスローズの3つ目は、白い花
2017年の1月、前回の記事の紅色の花のクリスマスローズと一緒に購入
初代の白い花のクリスマスローズ同様、「ニゲル」とだけ書かれた名札が付いていた
でもね、「ヘレボルス・ニゲル」にしては花が大きくて花びらが波打っていて、ゴージャス!
ドイツに置いてきたクリスマスローズ(ヘレボルス・ニゲル)の花より、3倍ぐらい大きい
これって本当に「ニゲル」?
もしかすると、ヘレボルス・ニゲルとヘレボルス・オリエンタリスを掛け合わせた、いわゆるガーデン・ハイブリッドなのかも
ヘレボルス・オリエンタリスは、冬に咲くクリスマスローズ(ヘレボルス・ニゲル)とは違って春に咲き、ヨーロッパでは「レンテンローズ」と呼ばれている
日本では、「春咲きクリスマスローズ」
まあ、一般的にはヘレボルスみんなまとめて「クリスマスローズ」って言ってるけどね!
その白い花のつぼみが、これ
例によって、ドイツへ行く前の様子
ほーんのちょこっと、真ん中の低い位置につぼみが顔をのぞかせている
(クリスマスローズ白い花のつぼみ / 2019年1月上旬)
昨年は花が10個咲いた
11鉢の内、一番多い開花数だった
今年もたくさん咲いてほしくて、昨年の10月に植え替えをして、古い根を整理し土を新しくし、有機肥料をあげた
そして、帰って来た時の様子がこれ
(クリスマスローズ白い花 開花! / 2019年2月下旬)
花びらがフレアースカートのように波打っている
これが「フレアー咲き」って言うのかな?
(クリスマスローズ・ 白・シングル・フレアー)
白い花は清々しくて、やっぱりいいなあ
昨年もおととしも黒い種がたくさんできた
でも見てみないふりをしている内に、いつの間にか弾けて飛んで行って、消えてしまった
今年は種を採って、蒔いてみようかな
二色咲き・ベイン クリスマスローズ2019 その2 [庭の花・木・植物]
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雨の日が続いていた
木曜日は雷まで鳴った
庭の植物たちも、さすがに水はもう十分って言っているように見えたよ
そんな声が天に届いたのか、打って変わって昨日今日はとても良い天気!
あれだけ降った雨の後だもの、植物たちは生き生きキラキラしている
できればあと数日、お日さまの顏を見ていたいな
さて、全部で11鉢ある我が家のクリスマスローズのふたつ目
購入したのは、2017年の1月
その前の年のクリスマスの時期、ドイツに置いてきたクリスマスローズ(ヘレボルス・ニゲル)が懐かしくて
前回の記事に書いたように、夏にダメにしてしまった初代クリスマスローズは、また新芽が出てくるかもしれないと植木鉢をそのままにしてたのだけれど、秋になっても冬になってもやっぱり出てくることはなく
そこで中規模園芸店に行った時選んだふた鉢の内のひとつが、花びらの外側が紅色で内側がほんのりクリーム色っぽい花の、小さな鉢だった
名前は付いていなかった
翌年(2018年)も今年も、どのクリスマスローズよりも早くつぼみを付け、一番最初に咲き出した
ところがこの鉢、今年はちょっと様子が変だ
今まで紅色の花だったはずなのに、今年最初についたつぼみは、なんと白い!
このまま白い花が咲くの?
(クリスマスローズ・ベインのつぼみ / 2019年1月上旬)
ドイツへ行く直前にふたつ目のつぼみが見えてきたが、それは確かに昨年までと同じ紅色!
と言うことは、同じ株から二色の花が咲くってこと?
ひと鉢で二倍楽しめる?
不思議なことがあるものだねえ
そして帰って来た時には、こうなっていた!
(クリスマスローズ・二色咲き 開花! / 2019年2月下旬)
見事に、同じ鉢の同じ株から違う花が咲いてる!
「二色咲き」どころか、これはもう「二種類咲き」って言った方がいいんじゃないの?って思うほど
こっちが、昨年まで咲いていたのと同じ花
咲き出してから日にちが経っているので、おしべが取れてしまっている
次のつぼみが開いたら、ちゃんとした顔をまた後日アップするね
(クリスマスローズ・二色咲きの紅色・シングル / 2019年2月下旬)
そして、こっちが今年初めて咲いた花の方
模様がベインだ!
ベインとは、花の模様の名前で、静脈のような模様が花びらに入ったもの
(クリスマスローズ・ベイン・シングル / 2019年2月下旬)
本当にびっくりした
まさか、こんなことがあるなんて!
何でこんなことが起こるんだろう
植物の世界は、やっぱり不思議に満ちているなあ
でも「ひと粒で二度美味しい」じゃないけれど、「ひと株で二倍楽しい」のは間違いないね!
来年はどうなるか、とても楽しみ
これからも可愛がって育てるからね
ピコティ クリスマスローズ2019 [庭の花・木・植物]
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我が家には、クリスマスローズが全部で11鉢ある
最初に購入したのは、2016年の4月
その前の年の夏にブログを始めて、他の方々のブログを読ませていただくようになり、「クリスマスローズ」という花があることを知って、どうしても欲しくなった
そして、多分売れ残りの、白いつぼみのついた「ニゲル」とだけ書いてある小さなポットを選んだ
当時はどう育てれば良いのかよく分からず、その年の夏、夏越しの対策もたてずドイツへ行ってしまい、、、帰って来たら案の定枯れていた
今思い出しても苦い記憶
それから3年
クリスマスローズの魅力にとりつかれ、今ではすっかりクリローファン!
知識も増えたし、育て方もだいぶ自信がついてきた
そんな11鉢の中のひとつが、このピコティ
今年ドイツへ行く前の様子
(クリスマスローズ・ピコティのつぼみ / 2019年1月上旬)
このピコティは、2年前(2017年)の2月に購入
その年は十数個咲いたのに、実は昨年(2018年)はたったふたつしか咲かなかった
ところが今年!
ドイツから帰って来たら、なななんと、こーんなに咲いていたよ!
(クリスマスローズ・ピコティ開花! / 2019年2月下旬)
ピコティとは、クリスマスローズの花の模様の名前
花弁の縁にほっそりと花弁の色とは違う色が現れるものを「ピコティ」と言う
このピコティは、白地の花びらに紅色の縁どりのダブル(八重咲き)
とてもかわいくってお気に入りのクリスマスローズ
(クリスマスローズ・ピコティ・ダブル / 2019年2月下旬)
後10鉢のクリスマスローズについては、また次回ね