二色咲き・ベイン クリスマスローズ2019 その2 [庭の花・木・植物]
◇
雨の日が続いていた
木曜日は雷まで鳴った
庭の植物たちも、さすがに水はもう十分って言っているように見えたよ
そんな声が天に届いたのか、打って変わって昨日今日はとても良い天気!
あれだけ降った雨の後だもの、植物たちは生き生きキラキラしている
できればあと数日、お日さまの顏を見ていたいな
さて、全部で11鉢ある我が家のクリスマスローズのふたつ目
購入したのは、2017年の1月
その前の年のクリスマスの時期、ドイツに置いてきたクリスマスローズ(ヘレボルス・ニゲル)が懐かしくて
前回の記事に書いたように、夏にダメにしてしまった初代クリスマスローズは、また新芽が出てくるかもしれないと植木鉢をそのままにしてたのだけれど、秋になっても冬になってもやっぱり出てくることはなく
そこで中規模園芸店に行った時選んだふた鉢の内のひとつが、花びらの外側が紅色で内側がほんのりクリーム色っぽい花の、小さな鉢だった
名前は付いていなかった
翌年(2018年)も今年も、どのクリスマスローズよりも早くつぼみを付け、一番最初に咲き出した
ところがこの鉢、今年はちょっと様子が変だ
今まで紅色の花だったはずなのに、今年最初についたつぼみは、なんと白い!
このまま白い花が咲くの?
(クリスマスローズ・ベインのつぼみ / 2019年1月上旬)
ドイツへ行く直前にふたつ目のつぼみが見えてきたが、それは確かに昨年までと同じ紅色!
と言うことは、同じ株から二色の花が咲くってこと?
ひと鉢で二倍楽しめる?
不思議なことがあるものだねえ
そして帰って来た時には、こうなっていた!
(クリスマスローズ・二色咲き 開花! / 2019年2月下旬)
見事に、同じ鉢の同じ株から違う花が咲いてる!
「二色咲き」どころか、これはもう「二種類咲き」って言った方がいいんじゃないの?って思うほど
こっちが、昨年まで咲いていたのと同じ花
咲き出してから日にちが経っているので、おしべが取れてしまっている
次のつぼみが開いたら、ちゃんとした顔をまた後日アップするね
(クリスマスローズ・二色咲きの紅色・シングル / 2019年2月下旬)
そして、こっちが今年初めて咲いた花の方
模様がベインだ!
ベインとは、花の模様の名前で、静脈のような模様が花びらに入ったもの
(クリスマスローズ・ベイン・シングル / 2019年2月下旬)
本当にびっくりした
まさか、こんなことがあるなんて!
何でこんなことが起こるんだろう
植物の世界は、やっぱり不思議に満ちているなあ
でも「ひと粒で二度美味しい」じゃないけれど、「ひと株で二倍楽しい」のは間違いないね!
来年はどうなるか、とても楽しみ
これからも可愛がって育てるからね