オニユリとカノコユリ [庭の花・木・植物]
◇
今日、ついに関東地方の梅雨が明けたという
いよいよ正真正銘の「夏」の開幕!
いろいろあった今年の7月
庭では、いつの間にかオレンジ色のユリが咲き出している
そうそう、そうだった
ここにあったユリはオニユリ(鬼百合)だった!
(庭のオニユリ)
このオレンジ色のユリは、ヤマユリ、カサブランカ、カノコユリが咲いている「ユリの花壇」と名付けた場所ではなく、庭の別のところに咲いている
知人からムカゴ(零余子・珠芽)をもらって、蒔いたのが今咲いている場所で、芽が出た後も数年は花が咲かなかったので、そのままほってあった
その内、名前も忘れてしまっていた
それが、今ではこんなに立派に花が咲くようになった!
(ムカゴから育ったオニユリの正面から見たところ)
こんなに可愛いのに、なんでオニユリ(鬼百合)なんて名前が付けられたのかな
調べてみると諸説あって、
①赤い色が赤鬼を連想させるから
②花の形が鬼の顔に似ているから
③オニとは「大きい」と言う意味で、大きいユリだから
ちなみに、英語名は「タイガーリリー」
ユリの仲間でムカゴができるのは、このオニユリだけだそう
そしてそして、球根を植えて 8か月、芽が出て 3か月半
こちらもついに咲いた!
(今年も咲いた庭のカノコユリ)
昨年、忘れてしまった名前が再び判明して喜んだ、私の大好きなカノコユリ(鹿の子百合)
このユリの名前の由来は、すぐ分かるね
花びらの斑点が、子鹿の背中の模様に似ているからだよね
(カノコユリのほぼ正面から見たところ)
下を向いて咲いているので撮るのが大変
正面の写真を撮るには、潜り込んで下から見上げて撮らなくてはならない
でもそんなうつむき加減に咲いている姿も、とにかく可愛い
自生のカノコユリは、絶滅危惧の指定をされているのだそう
もちろん、うちの庭のカノコユリは自生ではないけれど、今年も無事に咲いてくれて良かった
(ユリの花壇のカノコユリ まだつぼみがたくさん付いている)
カノコユリ
江戸時代にシーボルトさんが、自国へ持ち帰ったことでヨーロッパに知れ渡ったという日本のユリの花
大切にするからね
=関連記事=
・「今年最後の鹿の子百合」2015.08.10
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