犬は家族、モノではないよ [日々の出来事]
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私は大の犬好きだ
子どもの頃一緒に暮らしていた犬とは、親友のような兄弟のような絆を感じていた
心を込めて誠実に接すれば、犬と人間は意志が通じ合うと固く信じていた
その犬が他界した時、悲しくって悲しくって数日間文字通り泣いて過ごした
今でも時々思い出す、
その子が初めて家にやって来た日のこと
友達を呼んで自慢して見せたこと
お手とおかわりを一生懸命覚えさせようとしたこと
毎日散歩をしたこと
ボールを投げて遊んだこと
車にひかれそうになって心臓が止まるかと思ったこと
家の中でおもらしをして叱ったこと
私が学校から帰ってくると、嬉しくってどうしていいのか分からないと言わんばかりに、尾を千切れるほど振ったこと
手といい顔といいペロペロなめたこと
布団の上に乗ってきて一緒に寝たこと
ストーブの前で仰向けになっておなかを温めていたこと
もっともっと、こんなことあんなこと
残していってくれた、たくさんの思い出
そんな時、温かい気持ちと同時に後悔の数々や別れの辛さを思い出し、未だに胸が痛む
そんな私は昨日の夜遅く、何とも言えずいたたまれない気分に襲われていた
それは、みぃにゃんさんのブログ記事「めぐちゃん。」を読んだから
「飼い主にとって犬は家族そのもので、決してモノなんかではないんだよー!」
そう叫びたかった
世の中も意識が変わって来ていて、以前に比べてもっと理解されていると思っていた
そんなこともう常識のようなものになっていると思っていた
でも、まだまだそうではなかったんだなあ
所有者と所有物なんだなあ
れっきとしたひとつの「命」であるはずなのに
・・・
詳しくは、みぃにゃんさんのブログを是非是非読んでください
(上記文中の“犬”のところは、“ねこ”でも“ペット”でも入れ替えられますね)
(庭のニラの花)