ハンブルクの港で遊覧船に乗った [ヨーロッパ2017]
◇
ただいま!
無事に帰国
久しぶりの日本は想像していたよりも涼しかったけれど、これからまた暑くなるらしい
何と言っても、感激したのがセミの声
ドイツにはセミは生息していないので、気温は高くてもセミの声が聞こえず、何だか妙な気分の物足りない夏だった
日本はセミが元気に鳴いていて、まだ夏が続いていることを実感する
それでもツクツクボウシの鳴き声が、夏も終盤だよって教えている
そして、もちろん庭は荒れ放題!
しばらくは庭の手入れに追われる日々が続きそう
次の出発の11月末までに、なんとかなるかな
(遊覧船の上から見たハンブルクの港の風景 1 奥に見えるのはコンテナターミナル)
さて、帰国後になってしまったけれど、ハンブルク・ベルリン旅行記の続き
第3弾は、ハンブルク港で乗った遊覧船のこと
ハンブルク2日目の朝はちょっと薄曇り
でも予報では「曇りのち時々晴れ」となっているから心配しない
この日の夜は、ハンブルク在住の知人と会って食事をする予定になっている
その後一緒にミュージカル「アラジン」を見に行くんだ!
なので夕方まで、港界隈でのんびりすることにした
ハウプトバーンホフ(中央駅)からU3の地下鉄に乗って5つ目の駅「Landungsbrücken」で下車
降りて橋を渡る時気がついたのが、この錠前!
初め誰かのアートなのかと思っちゃった
恋人同士が、永遠に別れないおまじないとして錠前をここに取り付けるんですって
これってここの橋に関わらず、ヨーロッパ中の橋に結構あって、ドイツ国内ではつい最近ケルンのライン川沿いで錠前の重みで橋が壊れて一時通行止めになったとか
その前は、パリのセーヌ川沿いのポンデザール橋も!
この錠前のおまじない、今時は日本でもあるのかな?
(ハンブルク港近くの橋の「愛の錠前」 ここも壊れそう… )
ここから歩いて数分、すぐに埠頭に到着
いくつも遊覧船の運航会社があって、それぞれ船の大きさや遊覧ルート・時間が違い、料金も違う
どれが良いかすぐに判断できそうもなかったので、とにかくその時点で出航時間が一番早い船(コース)を選んだ
料金は、1時間の遊覧コースで、
おとな 18ユーロ(約2,340円)
子ども 9ユーロ(約1,170円)
学生 16ユーロ(約2,080円) だった
運良く天気が良くなってきて、クルーズ日和
海に青い空と白い雲、最高に気持ち良かったー!
出航してしばらくすると、造船所のドック、それからコンテナターミナルへ
コンテナがカラフルで、クレーンが突き出ている様はそれこそまるでアートのよう
おもしろい!
(遊覧船の上から見たハンブルクの港の風景 2 アートのようなコンテナ船)
ガイドさんの説明を聞くところによると、ここハンブルク港はドイツ最大の港湾で、世界中から年間約1万3千の船が出入りするという
19世紀後半には、世界最大の香辛料やコーヒー、ココア、絨毯の取扱港として栄えた
第2次世界大戦のハンブルク空襲で、港は完全に破壊されてしまったけれど、戦後復興し、現在、貨物取扱量はオランダのロッテルダム港に次いで、ヨーロッパで第2位だとか
(遊覧船の上から見たハンブルクの港の風景 3 豪華客船の顏がユニーク)
そして港めぐりの最期に、「エルプフィルハーモニー・ハンブルク(通称:エルフィ)」を海上から見ることができた
エルフィは、ほぼ10年の歳月と巨額な建設費をかけて建設され、今年の1月にグランドオープンしたばかりのコンサートホールで、ハンブルクの新たなシンボル、ランドマークになっている
この建物の中は複合施設になっていて、ふたつのコンサートホールの他に、ホテルやレストラン、港周辺を見渡せる展望広場、音楽教育施設などが入っているのだそう
そういえば、この新名所エルフィの絵はがき、いたる所でたくさん売られていたな
前日に行った「ミニチュアワンダーランド」のハンブルクのブロックにも、しっかりあった
(遊覧船の上から見たハンブルクの港の風景 4 エルプフィルハーモニー・ハンブルク)
ちなみに、帰ってきて調べたところによると、このコンサートホールの音響は、日本人の音響設計家、豊田泰久氏と日本の音響設計事務所によるものなんですって
ハンブルク港は横浜港と姉妹港だというし、日本との結びつきを感じ、何だか嬉しくなってしまった
たった1時間のクルーズだったけれど、初めて訪れたハンブルクの魅力を知ることができて、楽しい経験だった
=関連記事=
ハンブルク・ベルリン旅行記の第1弾・2弾は、こちらをどうぞご覧ください
「旅行中」
「世界最大の鉄道模型館「ミニチュアワンダーランド」へ行った」
「続 世界最大の鉄道模型館「ミニチュアワンダーランド」へ行った」
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