SSブログ

ハンブルクでミュージカル「アラジン」を観た [ヨーロッパ2017]


台風が近づいている
昨日は朝から雲行きが怪しく、午前中から早々と雨が降り出した
今朝も強い雨が降り続いている

日本列島を直撃し、先ほど九州地方に上陸したという予報

雨が続くと庭の手入れが捗らない、どころか暴風雨に見舞われればまた荒れ放題になってしまう
困ったなあ

せめて、全国各地での被害がひどいものになりませんように



さて、ハンブルク・ベルリン旅行記の続き

第5弾の今回は、ハンブルクで観たミュージカルのこと


ハンブルク2日目の夜は、知人に会って5人で食事をした

その後、ミュージカル「アラジン」を観に行った

劇場は、Stage Theater Neue Flora(ステージテアター・ノイエフローラ

ハンブルクだけではなくドイツ国内でも有名な劇場で、1990年にミュージカル「オペラ座の怪人」がドイツで最初に公演された劇場なんだそう

ここで「アラジン」は 2015年12月から公演されている



ミュージカル「アラジン」(ハンブルク)
(ステージテアター・ノイエフローラ Stresemannstraße159A 22769Hamburg)



劇場内は、なだらかな勾配の1階座席と正面向きだけの2階座席で、どの列に座っても見やすい

その中でも用意してもらった席は、110ユーロ(約14,300円)以上する席だけあって、会場のほぼ真ん中でもうパーフェクト!

ロビーは、どの階も絵画や彫刻があちこちに飾られており、バーもあり、きらめくような豪華さだった


このロングランのプログラムは、ブロードウェイからの巡業ではなく、台詞も歌も全編ドイツ語

コメディはやっぱり言葉が重要だからね!
「CATS」の時みたいに字幕では追いつかないからだろうね


「アラジン」のストーリーは、

砂漠に囲まれた都の下町にアラジンという青年が暮らしていた
貧しい生活のために、市場で仲間たちと盗みを繰り返し、衛兵に追われる日々

一方、この国の王女ジャスミンは、王から結婚を急かされ王宮での生活を窮屈に感じていた
自由になることを願う王女は、ある日王宮を抜け出し街の中に潜り込む

そんなアラジンとジャスミンが、市場で出会う
彼はジャスミンが王女であることを知らないまま、やがてお互いに心通わせていく

しかしアラジンは衛兵に捕らえられてしまい、剣で切りつけられそうになる
それを救ったある老人が、「魔法の洞窟」へ行きそこにあるランプを取ってきて欲しいと頼む

実はこの老人こそ、王国を乗っ取ろうと企む邪悪な大臣ジャファーだった
彼は、3つの願いが叶うという「魔法のランプ」を手に入れ、王国を支配しようと考えていたのだ

しかし結果的に「魔法の洞窟」へ行きランプを手に入れたアラジンが、魔法のランプの精ジーニーの主人となる

ジャスミンにプロポーズするため、ジーニーの魔法で王子に変身したアラジンは城へと向かうが、その心根の優しさから、大切なランプをジャファーに奪われてしまう

果たしてアラジンはランプを取り戻し、ジャスミンと結ばれることができるのか・・・

(以上、劇団四季のホームページを参考)

と、いうもの



ミュージカル「アラジン」(ドイツ語)
(ミュージカル「アラジン」(ドイツ語版) ホームページの画像から)



とにかく、舞台美術がすごかった
大道具・小道具はもちろん、衣装もゴージャスで、照明も凝っていた
舞台の早変わりも鮮やかだった

でも何と言っても、ランプの精のジーニーの演技が最高だった!
たくさん笑わせられた
歌も上手かった~

煙と共に回転しながら舞台の床から出没するシーンは、余りにもよく出来ていて、それこそまるで魔法のようだったよ

とにかく最高に面白かった!


それにしても、休憩時間にロビーのバーで、丸いテーブルの指定席を予約してもらってあったのには、ビックリしたなあ!

普通は立ったまま飲み物をいただくのに…
こんなリッチな体験、生まれて初めて

うーん、さすがヨーロッパ的 お・も・て・な・し
プチセレブ気分にたっぷり浸れた

公演終了後は、知人の旦那さまが車で迎えに来てくださって、ホテルまで送っていただいた
とても嬉しかった

旅先で、こんな夢のようなひと夜を過ごせるとは思わなかった
知人に心から感謝

どうもありがとうございました



=関連記事=

ドイツで観た別のミュージカルは、こちらの記事をどうぞご覧ください

老舗の劇場でミュージカル「CATS」を観た



Sponsored Links



nice!(71)  コメント(24) 
共通テーマ:演劇




この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。