ドイツのマクドナルド1号店 [ヨーロッパ2016]
◇
11月に入って、この街では晴れの日の昼間でも 10℃を超えることがなくなってきた
街路樹は日に日に葉が落ちて行き、瞬く間にほぼ枝だけになってしまった
あたり一面が落ち葉のじゅうたんで黄色く染まっている
そんな紅葉(黄葉?)の散歩道の途中には、所々に面白いものがある
これも、そのうちのひとつ
(ドイツの壁面アート)
誰かのいたずら描きなのか、公に認められた芸術なのか定かではないけれど、コンクリートの壁面に、こんな風に絵が描かれていることが多々ある
時にはスプレーで乱暴に描かれた、いたずら描きとひと目で分かるものもあるけれど
特に、人が住んでいるアパートメントのきれいに塗られた外壁にスプレーを吹き付けられているのを見るのは、不快だし、悲しくなるけれど
これは、ちょっと薄暗くなっている遊歩道の壁面
こんな丁寧に描かれた愉快な絵なら、許しちゃう
それにしても、この短いキュウリらしき絵を見て連想したのがピクルス
ドイツの人ってピクルス大好きなんだよね
Sauerkraut(ザウワークラウト=千切りキャベツの酢漬け)は、ドイツのお漬物みたいなもので有名だけれど、ピクルスも結構好き
で、ピクルスと言えばハンバーガー
ハンバーガーと言えばマクドナルド(?)
マクドナルドと言えば、、、
うち(住んでいるアパートメント)のすぐ近くにマクドナルドがあって、そこはなんと、ドイツのマクドナルド1号店なのだ!!
(ドイツのマクドナルド1号店)
こんな他に何もないような、何の変哲もない住宅街に、なんで?って昔から不思議だったのだけれど、事実のよう
店内には開店当時の写真のパネルが飾られている
それに、10年位前に改装した時から、お店の入口には
「1.McDONALD’S RESTAURANT IN DEUTSCHLAND ERÖFFNET AM 4.DEZEMBER 1971」
って書かれた大きなプレートが飾られている
(「ドイツのマクドナルドレストラン1号店、1971年12月4日に開店」と書かれたプレート)
日本のマクドナルド1号店は 1971年7月に開店したらしいので、ほぼ同時期にオープンしたんだね
でも、日本の1号店は銀座ですって
随分違うなあ!
そのマクドナルド1号店、ここに住んでいた時は時々行っていて、娘は Kindermenü(キンダーメニュー=子ども用セットメニュー=日本のハッピーセット)のおまけを今でもいろいろ持っているけれど、、、
今はほとんど行かなくなっちゃったな
今はドイツに来ても、ハンバーガーより「おうちで中華風野菜炒め」かな!笑
(ある日の食卓 inドイツ)
では、Weißbier(ヴァイスビア=小麦のビール)と一緒に、 Guten Appetit!(グーテンアペティート=いただきます & 召し上がれ)
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サマータイムの終わりとカランコエ [ヨーロッパ2016]
◇
後ほんの少しで日付が変わって、11月になる
日本はもう、11月1日の朝だね
日曜日は「Ende der Sommerzeit(エンデ・デア・ゾンマーツァイト)」だった
夏時間の終わり
つまり冬時間の始まり
日本との時差は7時間から8時間になった
あれ、いつから夏時間の終わりが10月の最終日曜日になったんだっけ?
私がこの街に初めて来た時は、サマータイムは3月の最終日曜日から9月の最終日曜日までだったよ
そう思って調べたら、どうやら1996年からひと月延びて10月の最終日曜日までになったみたい
あれま、そうだったんだ!
もう20年も前から
あはは、笑っちゃう
最初に来た年のインパクトが強くて、サマータイムは9月の最終日曜日までって記憶が定着したままだったみたい
夏時間といっても、1年の内7か月が夏時間で、正規の時間は5か月なんだね
(20年前までは半々だった)
何はともあれ久しぶりに、あの、時計の針を戻しながら「1時間得した気分を味わえる幸せ」を感じられると楽しみにしていたのに、、、
電波時計のせいで、勝手に時間が修正されていて、全然得した気分にならなかったよおー!
はうぅ、ショックぅ・・・
(ドイツのカランコエ 三分咲き)
ところで、やっぱり買ってしまった
今回こちらに来て間もなくの頃、秋の日差しが射し込んで明るい窓辺に、何もないのが寂しくて
いつもの近所のスーパーの店先に並んでいたこの花を、ひと鉢だけ買って来た
観葉植物はまだしも、普段留守がちな夫が、花の面倒をみれる可能性は限りなくゼロに近いのだけれど
だから今まで、植木鉢の花を買うことは避けてきたのだけれど
どうしても花が恋しくて、我慢できずに買ってしまった
それから3週間
大きくなって、こんなにたくさん咲いている
(買って3週間後のドイツのカランコエ 八分咲き)
カランコエは、マダガスカル・東アフリカを主な原産地とし、ドイツで品種改良が始まって、その後オランダやアメリカ、日本でも改良が行われた花だとか
花の色は、赤・ピンク・紫・オレンジ・黄色といろいろある
葉っぱは肉厚で表面に光沢があって、様々な品種が「多肉植物」としても栽培されているという
ドイツのカランコエは、寒さに強く、水枯れにも強いらしい
多肉的葉っぱに水分が蓄えられるからなのかな
寒さが厳しいドイツの風土に、きっと適した花なんだね
今日は、このカランコエを買ったのと同じスーパーで園芸用土を買って来た
そろそろちゃんとした植木鉢に植え替えてやろうと思って
植木鉢は、先日 IKEA(イケア)で買ってきてある
さてと明日さっそく植え替え、しよう
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