木漏れ日のビアガーデン [ヨーロッパ2017]
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6月から7月にかけて、せっかくこの国で一年中で一番気持ちの良い季節なのに
7月に入って早々、嫌なことがあり気分がダウンしていた
なので、珍しく早く帰れると言う夫から「天気がいいから今日は夕飯持って外で食べよう」とメールが来た時、「もちろん!」と即答でOKした
気分転換にピッタリではないの!
どこで食べよう
湖の見えることろ?
イザール川の河原?
夕日が見える丘の上?
でも何だか突然、Biergarten(ビアガルテン = ビアガーデン)に行きたくなった
昨日は人声のする、ほどほどに賑やかなところで食べたかったんだ
(ドイツのビアガーデン この明るさで夜の7時半)
ここはうちのアパートメントからちょっと離れたところにある、高級住宅街のそばの遊歩道の途中にあるビアガルテン
大きな木々の間に長いテーブルとベンチが置いてあり、日中は木々が程よく直射日光を遮って日陰になり涼しく、夜はまだ沈まない西日が射し込んで明るく、気持ちが良い
名づけて「木漏れ日のビアガーデン」
こういったビアガルテンは、この街の結構いたるところにあって、近所の人々は家から料理を持って来てビールを買ってここで食べる
もちろんここで料理も買えるけれど、大半はバスケットにサラダやハム、チーズ、簡単な料理を入れて持って来る
長いテーブルに、Tischdecke(ティッシュデッケ = テーブルクロス)を広げ、料理と一緒に持って来たフォーク・ナイフ、お皿を並べて「食卓」を作る
席を決めビールを買い、さっそく私も作ってきた具だくさんのチャーハンを「今夜の我が家の食卓」に出した
持って来たサラミソーセージ、ナッツ、ポテトチップスもね!
(ビアガーデンで食べるチャーハン)
ただのチャーハンが家のキッチンで食べるより、何倍も美味しく感じるから不思議だね
このビアガーデンは子ども連れの家族も多く、端には子どもが遊べる小さなアスレチックなどの遊具も並んで置かれている
日本のビルの屋上にある「ビアガーデン」とは、随分と様子が違うなあ
それに、たばこで煙っぽい「居酒屋」に子どもを連れて行くより、子どもにとってはずっと健康的な気がするな
(ビアガーデンに併設されている子どものアスレチック)
もちろん来ている人は様々で、高齢のご夫婦、若者のグループ、ひとりで本を読みながらビールを飲んでいる人もいる
こうやってみんな、この国の短い夏をそれぞれ楽しんでいるんだろうね
ふぅ~~~、楽しかった!
気分転換になった!
外で「今夜の我が家の食卓」、またやろう
=追記=
今まで「海外滞在中はコメント欄を設けない」という自分ルールを作っていましたが、心境の変化により今後は通常通り開けることにしました
=関連記事=
昨年の10月に行った「巨大なビアガーデン(?)」についてはこちらの記事を、どうぞご覧ください
「オクトーバーフェスト2016 その2」2016.10.22
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