エジプト美術博物館に行ってきた その3 [ヨーロッパ2015]
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前回の続き
これが最後
(エジプト美術博物館のパンフレットとチケット)
1ユーロで借りたタブレット型イヤフォンガイドは、優れものだった
館内を歩いていて主要な展示物のそばに来ると、ちゃんと感知してその作品の説明が始まる
自分が今どこを歩いているのかもタブレットでわかるんだ
(松ぼっくりを持った翼の精霊たちのレリーフ / 紀元前870年頃)
更に展示室内の数か所に大きなガイドのテーブルがあって、タッチすることで年代の流れを視覚的に理解することができる
とにかくハイテクノロジーを駆使しているといった感じだった
(闊歩するライオン(女神イシュタルの神聖な獣)/ ガラス系煉瓦 紀元前580年頃)
このライオンって、どこかで見たことあると思ったら、ベルリンのペルガモン博物館で見たのを思い出した
イシュタル門を復元した壁面にこのライオンがずらーっと並んでいたなあ
あれってもう20年前なんだね
そして最後の展示室は、古代エジプトの装飾品
ここの展示の仕方もおもしろくって、小さな装飾品がガラスの展示台から浮かび上がって見える
3,000年以上昔の装飾品が3Dで浮かび上がるだなんて、当時の人たちがこれを見たら、どういう風に反応するかな
なーんて想像して楽しんだ
(渡り廊下から見下ろしたエジプト美術館博物館の展示ホール)
この写真を撮る手前で、前回の記事で紹介したオベリスクが一番奥に見える建築家力作の中庭が見下ろせる
ひと時、古代エジプトの時代に迷い込んだような感覚を味わえた、このエジプト美術博物館
それほど大きな博物館ではないけれど、十分楽しめる
満足できる
今度は古代もの大好きっ子の娘と一緒に、また来よう