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新年のご挨拶とミュンヘンの自爆テロ予告事件 [日々の出来事]


新年明けましておめでとうございます


元旦、昨日の朝は早起きをして初日の出を見た

薄暗いながらも澄み渡った東の空が段々と濃い赤に染まり始め、やがてオレンジ色に変わって行き、、、
ついに黄金色に輝く眩しい太陽が!

しっかりとご来光を浴びることができた


うん、今年は良いことがありそうな気配だよ



その後、初詣に出掛けた

あまりにも暖かで穏やかな元旦だったので


荏柄天神社の階段


行き先は鎌倉

学業の神様である菅原道真公ゆかりの神社で、福岡の太宰府天満宮、京都の北野天満宮と共に三天神社と称されるという「荏柄天神社」に父母と一緒に行ってきた

元旦に初詣に行くなんて、もしかすると高校生の時以来かも!


ものすごい人の出で境内の外の鳥居から長蛇の列
列に並び階段をゆっくり上がり、やっと参拝できたと思ったら、人ごみで身動き取れず状態

娘の学業成就のお守りとご利益根付を買うので精一杯だった


疲れたけれど、なんだか元旦からひと仕事やり遂げたっていうような達成感で、気分よく帰ってきた

(でもやっぱりもう元旦に鎌倉へ初詣なんか行かな―い!)


元旦の荏柄天神社(鎌倉)2016



そんな気持ちのいい元旦に、不穏なニュースが入ってきた

つい数日前まで生活していたドイツのミュンヘンで、Hauptbahnhof(ハゥプトバーンホフ=中央駅)とPasing(パージング駅)の2か所で、自爆テロを計画しているという情報が寄せられ、急きょ駅が一時閉鎖され、人々が避難し列車も運転を見合わせた、というのだ

ミュンヘンの警察などによりますと、テロの情報は友好国の情報機関から寄せられ、過激派組織ISにつながる5人から7人のグループが、31日の深夜に2つの駅を狙って自爆テロを計画し、犯行グループの中には、イラク人やシリア人が含まれているとしています。 実際にテロは発生せず、警察はその後、「具体的なテロ攻撃の危険は存在しない」と発表し、駅の閉鎖を解除しましたが、引き続き駅などでの警戒を強めています。
(NHK NEWSwebのサイトから転載)


確かにミュンヘンの中央駅は、昨年9月以降大量のシリア難民のドイツへの流入口となり、一時は一日1万3千人もの難民が到着したところ
いつ何かが起きてもおかしくないところ

夫の話によると、当時それはとても尋常ではない光景だったそう
そして今も難民の流入は途切れることなく続いている


私は滞在中あえてHauptbahnhofには近寄らなかったのだが、夫に「今世界の中で一体何が起こっているのか自分の目で見て確かめるべきだ」と何度か言われた

でもパリでテロ事件が勃発したばかり
同じ陸続きのヨーロッパ内で、事件に巻き込まれる可能性の少しでもあるところにあえて近寄る勇気はなかった

無事に行って帰ってくる

それは日本で帰りを待っている娘への、親としての責任でもあるのだから


荏柄天神社の絵馬


結果的には現地では何事もなく済んだようだけれども、穏やかな新年の始まりに、世界のどこかで平和とは程遠い事件が起こっていることを知らされたニュースだった


世界中の誰もが憎しみの渦に身を投じることなく、穏やかに暮らすことができますように

そう願わずにはいられない



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タグ:鎌倉 ドイツ




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