旅行中 [ヨーロッパ2017]
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現在北の方へ旅行中
初めて娘とふたり旅
こんな所を歩いたり
こんな所に行ってみたり
こんなのに乗ってみたり
こんなのを見たり
楽しんでいる
と言う訳で、初めてのiPhoneからの投稿
上手く行きますように!
<お知らせ>
旅行中につき、何かと通常通り行かず不具合が生じる可能性が大と予想されます
申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします
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美しい石がいっぱいの「鉱物博物館」に行ってきた [ヨーロッパ2017]
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天気が良く暑い日曜日
午後から3人で出掛けた
行き先は、石が大好きな娘の希望で「鉱物博物館(Museum Reich der Kristalle ムゼウム・ライヒ・デァ・クリスターレ)」へ
ここは、この街の大きな大学の研究室棟につながる建物にある、比較的規模の小さい博物館
ドイツ国内でも有名な大きな美術館の「アルテ・ピナコテーク」のすぐ近くにある
(ドイツの鉱物博物館の入口付近)
入館料は、常設展は無料だけれど特別展の入場料が、大人ひとり4ユーロ(=約520円)、子ども・学生がひとり2ユーロ(=約260円)
日曜日だから、ひとり1ユーロで入れるかなーと思ったら、ここは違った!笑
今やっている特別展は「世界中から集められた鉱物」の展示
さっそく特別展示室へ入ってみた
(鉱物博物館の展示物1 モロッコで採集されたもののよう)
大きい石、小さい石、様々な色や形状の石が展示されていて楽しい
世界の各地で採集された有名な石がたくさんある
(鉱物博物館の展示物2 クリームチーズとお豆のバーガーみたい?)
室内は照明が暗く、ほとんどがガラスのショーケースに入っているので、写真が撮りにくい
いくつかは、大き過ぎてガラスケースに入らないので(?)通路に展示されていて、まじまじと接近して見られたけれど、もう凄すぎて、圧倒されてしまった
でもさー、これ持って行かれちゃったらどーするんだ?
なーんて要らぬお世話なことを考えてみた
(ドイツの鉱物博物館の展示物3 これもケースに入っていない)
中でも私が特に気に入ったのが、薄暗い展示室内で、ライトに照らされて表面がツヤツヤに輝いていた腰掛け椅子
・・・ではなくて、樹木の化石!
表面は、まるで大理石のような模様でとても美しい
それが、これ
(ドイツの鉱物博物館の展示物4 樹木の化石)
解説によると、これ(日本語で珪化木(けいかぼく))は、古代に土砂などに埋もれた樹木が、気が遠くなるような長い年月をかけて化石化したもの
アメリカ合衆国のアリゾナ州ペトリファイド・フォレスト国立公園で採集されたものだそう
解説を読むまで、これが元々は植物だったとはとても信じられなかった
やっぱり地球は不思議で溢れているなあ!
この「鉱物博物館」は、大学の研究室棟につながっているだけあって、常設展示のロビーでは、学生が勉強できるスペースがたっぷり
夏休みの日曜日にもかかわらず多くの学生が勉強をしていた
ドイツの学生はみな勉強熱心だと聞いていたが、さすが!
感心した
日本の学生は今頃どうなのかなー?
鉱物(こうぶつ)が好物(こうぶつ)の娘は、大満足
閉館時間が迫っていなかったら、もっといたかったみたい
きっとまた来れるよ
また来ようね
「鉱物博物館(Museum Reich der Kristalle)」
Theresienstr. 41 80333 München
開館 : 火曜日から日曜日 13:00~17:00
(月曜は休館日)
入館料 : おとな 4ユーロ 子ども・学生 2ユーロ
=関連記事=
2015年の冬に行った「エジプト美術館」の様子は、こちらの記事をどうぞご覧ください
「エジプト美術館に行ってきた」
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老舗の劇場でミュージカル「CATS」を観た [ヨーロッパ2017]
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ミュージカル「CATS」を観に行った
夏休みに入ってここに来ている(帰ってきている)娘も一緒に
場所は、先日3Dで「パイレーツ・オブ・カリビアン」を観た映画館の近くの Deutsches Theater(ドイチェス・テアター)
(ドイチェス・テアター Schwanthalerstraße 13 , 80336 München )
ここは1897年に初公演が行われた、歴史ある老舗の劇場
数多くの演劇の名作、ヒット作を公演し、市民の芸術文化の発展に大きく貢献してきたという
建物の外観は古めかしいままだけれど、劇場内は近代的に改装されている
肝心のチケットは、娘が「何かミュージカルが観たいなー」と急に言い出したので、急いで調べてもらって、ちょうど「CATS」をやっているのを見つけたのだけれど、席がほどんど埋まってしまっている
結果、バルコニー席のほぼ一番端っこの席
ところが行って座ってみてビックリ
舞台にとても近くて、前に誰もいなくて、見やすいったらないの!
もちろん真正面からの醍醐味はないけれど、舞台全体で見えない部分はないし、上から見下ろした方が舞台の奥の方まで見えて、かえって良いくらいじゃない?
何より出演者(出演猫?)の顔の表情まで良く見えるのは、やっぱり迫力満点!
これで、ひとり21ユーロ(=約2,700円)ってお得感あり過ぎでしょ
(バルコニー席から見たドイチェス・テアターの天井の照明)
この「CATS」の公演、ロンドンの劇団のヨーロッパツアーで台詞や歌は英語、ドイツ語の字幕が舞台左右上方に出ていた
ちなみに、映画はドイツでは必ず吹き替え版が上映される
だってー、ドイツ語ってひとつひとつの単語のつづりが長いからー、字幕だと読み切れない内に会話がどんどん先に進んじゃってー、ストーリーの展開に追いつけないんだもーん
・・・という理由だそう
劇場内では、夏休みのせいか子ども連れの家族もいたし、高齢のご夫婦も多く見かけた
劇の最中は、拍手だけではなく大きな声で笑ったり、一曲終わると名前(ネコの)を呼んだり、みんな楽しそう
ストーリーは、
今夜は、年に一度開かれる「ジェリクル舞踏会」の日
この舞踏会に参加するため集まってきた沢山の「ジェリクルキャッツ」
「ジェリクルキャッツ」とは、人間に飼い馴らされることを拒否して、逆境に負けずしたたかに生き抜き、自らの人生を謳歌する強靭な思想と無限の個性、行動力を持つ猫のこと
そして「ジェリクル舞踏会」は、長老猫が最も純粋なジェリクルキャッツを選ぶ、特別な舞踏会
歌い、踊り、自分こそがとアピールする猫たち
その中で、再生を許される、最も純粋なジェリクルキャッツとして、新しく誰が選ばれるのか・・・
(以上、劇団四季のホームページを参考)
と、いうもの
(劇場ロビーラウンジに貼ってあったCATSのポスター)
始まった途端に、もうすっかりジェリクルキャッツの世界に入り込み、魅了されてしまった
歌も上手い! 踊りも上手い!
こんなにも脚の長いスタイルの良いネコは見たことがない! …ん?
さすが本場だけあって、踊りの随所にクラシックバレエが感じられた
一匹は明らかに元バレエダンサーに違いなかった
そして、あの名曲「Memory」を歌うグリザベラー役は、若い小柄な女優さんだったけれど、何の違和感もない、と言うよりも、新しい解釈が成り立つような配役だった
歌声は、鳥肌が立つほど迫力貫禄十分
彼女が最後に歌った「Memory」は、、、感動のあまり気がついたら涙が出ていた
フィナーレは劇場内もう総立ち!
大きな拍手はもちろん、指笛や「ブラボー」の連呼
この街の多くの人に愛されているミュージカルなんだなあ、って感じ取れた
1981年 ロンドンでの初演以来、36年ものロングランも頷ける
ドイツでの娘との初ミュージカル、とーーっても楽しかった!!
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