世界最大の鉄道模型館「ミニチュアワンダーランド」へ行った [ヨーロッパ2017]
◇
生まれて初めて行った、娘と親子ふたり旅
行き先は、北ドイツのハンブルクと、ドイツの首都ベルリン
いつもドイツにいる時に行く旅行は、暖かさを求めて南下する傾向があり、イタリア、スペイン、ギリシャ、トルコなどだった
寒い季節に寒いドイツで、更に寒いであろう北ドイツ方面にわざわざ行くのはちょっと、、、と思ったかったから
3年前に夏に来た時、プラハ(チェコ)にも行ったのが最近の最北端、かな
なので、ハンブルクは初めて
今回は夏の季節にいるのだから、北の方へ旅行する絶好のチャンス
ベルリンも、3回目だけれど約20年ぶり
娘はまだ生まれていなかったから、もちろん初めて
という訳で、旅の記録の第1弾はここ、ハンブルクの「Miniatur Wunderland(ミニアトゥーア・ヴンダーラント)」
日本語で「ミニチュアワンダーランド」
(ミニチュアワンダーランド 1 ハンブルクのブロック あれ?火事だ!)
私たちが住んでる街を朝早く出て、ICE(イーツェーエー = ドイツの新幹線)の直通で約6時間
ハンブルク中央駅に、お昼過ぎに着いた
宿泊する駅のすぐ近くのホテルに荷物を置いて、先ず向かったのが、世界遺産にもなっている運河沿いの赤レンガ倉庫地区
(赤レンガ倉庫地区の風景 ハンブルク)
「ミニチュアワンダーランド」はその倉庫街の一角にあり、入口はドイツ式の2階(日本式で数えると3階)にある
ここはハンブルクで今一番注目されている人気の観光スポットらしく、入場制限をしていて、チケット売り場で一番早い回で40分後だと言われた
もちろん40分待つことにして、その間周りを散策して過ごしたよ
待ち時間はあっという間に経ち、いよいよミニチュアの世界へ
go on a trip!
(ミニチュアワンダーランド 2 アメリカのブロック)
ここ「ミニチュアワンダーランド」は、HOスケール鉄道模型のテーマパークで、展示総面積、線路の長さ、車両数など、ドイツ国内のみならず世界最大を誇るという
HOというのは、鉄道模型で縮尺87分の1、軌間16.5mmのサイズを表す用語で、ハーフOゲージの略
9つのブロックに分かれた世界各国各地の鉄道と、それが走る場所の風景や建物、そこに暮らす人々を再現する壮大なジオラマが展開されている
入り口には、世界のどの国から延べ何人の入場者が来ているかというパネルが出ていて、デジタルで数字がどんどん変わっている!
これは、チケット購入時にどこから来たのかを聞かれるので、それで即時に入力されているみたい
アジア方面からは、やっぱりそれ程多くないなあ
(ミニチュアワンダーランド 3 アメリカのブロック・ラスベガス)
おもしろいのが、場内が一定時間ごとに段々暗くなって、夕方から夜の風景になり、しばらくするとまた段々明るくなって、朝が来る仕組みになっていること
昼間の風景が一転、建物や電灯に明かりが灯り夜景が出現する
もちろん走っている列車や自動車にもライトがつく
よくできた演出で、感激!
(ミニチュアワンダーランド 4 同じ場所の夜景)
列車も自動車も、コンピューター制御で信号で止まったり走ったり、渋滞でのろのろだったり
列車のスピードが速くて、カメラのシャッター速度が追いつかなかったり
事故で、レッカー車や救急車、パトカーが来ていたり
火事で消防車が出動していたり
人間も、転んでいたり池に落ちていたり、酔っぱらっていたりケンカしていたり
ペンギンがアザラシをペットのようにして遊んでいたり!
よくよく見れば見るほど、ユーモアたっぷりで思わず笑っちゃう
子どもだけではなく、おとなも夢中になるのが分かる気がする
特におとなの男の方々が、一眼レフらしき大きなレンズが付いたカメラで、熱心に写真を撮っていたのが印象的だった
それにしても、ここまでだけでも楽しくて見るのに時間がかかったのに、まだ7つもブロックがあるなんて、す、すごいー!
これ全部見て回り切れるのだろうか?
続く
Sponsored Links